革ジャンは高価で大切なアイテムですが、保管方法に気を付けないとカビが生えてしまうことがあります。
カビは革の素材や色にダメージを与えるだけでなく、見た目も悪くします。
そこで今回は、革ジャンにカビが生えた場合の対処法や予防法をご紹介します。
自宅で簡単にできる方法から、プロに任せる方法まで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
革ジャンの手入れとカビ対策について知ろう
革ジャンは汚れやカビを防ぐために定期的にお手入れが必要です。
お手入れの方法は以下の通りです。
- ブラシで埃や汚れを落とす
- タオルで水分を拭き取る
- ミンクオイルやレザートリートメントなどの保湿剤を塗る
- 陰干しして乾かす
- 幅広のハンガーで型崩れしないように保管する
革ジャンの種類や状態によっては、お手入れの方法が異なる場合があります。
革ジャンにカビが生えたらどうする?対処法と予防法
革ジャンにカビが生えたら、早めに対処することが大切です。
カビは革を傷めるだけでなく、アレルギーの原因にもなります。
対処法と予防法は以下の通りです。
対処法
- 革専用クリーナーかアルコールスプレーでカビを拭き取る
- 重曹水で拭き取った後、タオルで水分をふきとる
- 保湿剤を塗って乾かす
- カビがひどい場合は革専門のクリーニングに依頼する
予防法
- 汚れや水分を拭き取ってから保管する
- 湿気の少ない場所で陰干しする
- ビニールカバーではなく布製のカバーで保管する
- 定期的にメンテナンスを行う
以上が革ジャンのカビ対策です。
革専門のクリーニング業者に依頼もおすすめ
革ジャンにカビが生えた場合、自分で取り除く方法と革専門のクリーニングに依頼する方法があります。
革専門のクリーニングに依頼する場合は、料金や時間は店舗によって異なりますが、一般的には数千円から数万円で、数日から数週間かかることが多いようです。
革ジャンのクリーニングを引き受けてくれる業者はいくつかありますが、2つの例を紹介します。
「キレイナ」は、本革やブランド品の高級クリーニングを行っています。色落ち補修も可能です。
「リフレザー」は、革専門のクリーニングで、配色モデルや異素材組み合わせも対応しています。
手入れ用品の選び方と使い方
革ジャンの手入れには以下のような用品が必要です。
- ブラシ:ブラシは革ジャンの表面の埃や汚れを落とすために使います。ブラシは馬毛ブラシがおすすめです。
- クリーナー:カビやしつこい汚れを落とすために使います。革専用クリーナーかアルコールスプレーがおすすめです。
- 保湿剤:革を柔らかく保つために使います。ミンクオイルやマスタングペーストなどがおすすめです。
- 防水スプレー:雨や水分から革を守るために使います。レザー用防水スプレーがおすすめです。
以下が手入れの手順です。
- 革ジャンをハンガーにかけて、ブラシで優しく全体をブラッシングする
- クリーナーでカビやしつこい汚れがある場合は拭き取る
- 保湿剤を塗った後、乾いた布で水分を拭き取る
- 再びブラシで全体をブラッシングして仕上げる
革ジャンの収納方法もカビ対策のひとつ
革ジャンはカビやシミになりやすいので、保管する前には必ずお手入れをしてください。
収納方法は以下の通りです。
- 革ジャンの形を整える
- ハンガーにかけ、布や衣類でくるむ
- 乾燥材を添える
- 保管場所にしまう
注意点としては、以下のことに気を付けてください。
- 不織布やビニール袋などは使わないこと
- 直射日光や高温多湿な場所は避けること
- 新聞紙などで型崩れを防ぐこと
お手入れが苦手な人でもできる簡単な手入れ方法
革ジャンはカビやシミになりやすいので、定期的にお手入れをすることが大切です。
簡単な手入れ方法は以下の通りです。
- 帰って来たらブラッシングをかける
- 汚れがひどい場合は、無色のクリーナーで拭く
- 乾燥が気になる場合は、無色のクリームで塗る
- 風通しの良いところに保管する
注意点としては、以下のことに気を付けてください。
- クリーナーやクリームは少量ずつ使うこと
- 不織布やビニール袋などは使わないこと
- 新聞紙などで型崩れを防ぐこと