MENU

カットソーのたたみ方完全ガイド|シワなく美しく収納する方法

お気に入りのカットソー、いざ着ようと思ったらシワシワだったり、変な折り目がついていてがっかりした経験はありませんか?デザイン性が高くて着回ししやすいカットソーですが、Tシャツよりも生地が繊細なものが多く、適当にたたむとすぐに型崩れしてしまうのが悩みどころです。

でも大丈夫です!正しい手順さえ覚えれば、誰でも簡単にシワなく美しくたたむことができます。この記事では、衣料品のプロが実践している「カットソーの正しいたたみ方」を徹底解説します。きれいに収納されたクローゼットで、毎日の服選びをもっと楽しくしましょう!

目次

カットソーは「丁寧にたたむ」が基本です!

結論から言うと、カットソーを長持ちさせる秘訣は、「縫い目やデザインに合わせて優しく丁寧にたたむこと」です!

カットソーは基本的にニット(編み物)素材で作られており、Tシャツに比べて生地が柔らかく、伸縮性が高いのが特徴です。そのため、適当に丸めたり強くプレスするようにたたんでしまうと、繊維が伸びてしまったり、元に戻らない深いシワがついたりしてしまいます。特に、ドレープ(ひだ)のあるデザインや、薄手のテロっとした素材のものは、その繊細さを考慮した扱いが必要です。

「たかが服のたたみ方」と思うかもしれませんが、丁寧にたたむだけで生地の負担が減り、服の寿命がグッと伸びるんです。毎回アイロンをかける手間も省けて、忙しい朝の準備もスムーズになりますよ。「あ、この服こんなにキレイだったっけ?」と、見違えるように整った引き出しを見るのは気持ちがいいものですよね。

カットソーとTシャツの違いを知っておこう

カットソーは縫製があるニット素材

まず、「カットソー」という言葉の定義について簡単に触れておきましょう。カットソーとは「Cut(裁断)」と「Sew(縫製)」を組み合わせた和製英語です。つまり、編まれたニット生地を裁断して縫い合わせた服のことを指します。これだけ聞くとTシャツと同じように思えますが、一般的にはデザイン性が高く、ブラウスのような上品さを持つトップスを指すことが多いです。

ニット素材特有の「編み地」であるため、縦横に伸縮しやすく、体にフィットしやすいのが特徴です。その分、引っ張る力に弱かったり、重みで伸びやすかったりと、デリケートな一面も持っています。おしゃれ着としての要素が強いので、大切に扱ってあげたいですね。

Tシャツは丸胴編みで作られることが多い

一方で、一般的なTシャツは「丸胴編み」と呼ばれる、脇に縫い目がない筒状の生地で作られていることが多いです(もちろん脇縫いのあるものもあります)。この製法のおかげで、Tシャツは洗濯を繰り返しても比較的型崩れしにくく、多少ラフに扱っても丈夫な作りになっています。

Tシャツはカジュアルウェアの代表格として、厚手のコットン素材などが使われることが多く、カットソーに比べると「よれにくい」という特性があります。そのため、Tシャツと同じ感覚で薄手のカットソーを扱ってしまうと、「なんだかすぐにヨレヨレになってしまった…」という失敗につながりやすいのです。

カットソーは型崩れしやすいので注意

カットソーはデザインの自由度が高いため、アシンメトリーな形だったり、とろみのあるレーヨン素材だったりと、形状が安定しにくいものがたくさんあります。デザイン性が高いということは、それだけ「普通の四角い形」にたたむのが難しいということでもあります。

生地が薄く柔らかいものが多いため、たたみ方を間違えると、折り目がくっきりと残ってしまったり、変な方向に伸びてシルエットが崩れたりします。「せっかくのデザインが台無しに…」なんてことにならないよう、素材や形に合わせた優しいケアを心がけることが大切です。

【基本】カットソーの正しいたたみ方(4ステップ)

それでは、基本的なカットソーのたたみ方を解説します。どんなデザインのものでも、基本はこの「四角くたたむ」方法がベースになります。

  1. 背面を上にして平らに置く
    まず、平らなテーブルや床の上に、カットソーの背中側(裏側)が上に来るように広げます。このとき、手で優しく表面を撫でて、シワを伸ばしておきましょう。シワが寄ったまま畳み始めると、そのシワが定着してしまいます。
  2. 左右を内側に折る(袖は裾に向けて斜めに)
    脇の縫い目から少し内側を目安に、片側を中心に向かって折ります。長袖の場合は、袖がはみ出さないように、袖の付け根から下方向(裾方向)へ折り返します。もう片方も同様に折り、縦長の長方形を作ります。このとき、身幅が収納スペースの幅に合うように調整するのがコツです!
  3. 裾から襟に向けて折る
    縦長になったカットソーの裾(下部分)を持ち、襟(上部分)に向かって半分に折ります。丈が長いロングカットソーの場合は、最初に裾を少し折って長さを調整してから、半分に折るとうまくいきます。
  4. 四角く整える
    最後に、収納場所の高さや深さに合わせて、もう一度半分、あるいは三つ折りにします。最終的にコンパクトな正方形に近い長方形になれば完成です!たたんだ状態で自立するくらいコンパクトにすると、収納しやすくなります。

素材別!カットソーのたたみ方のコツ

カットソーは素材によって「シワになりやすさ」や「滑りやすさ」が全く違います。素材に合わせたポイントを押さえておきましょう。

素材特徴とたたみ方のポイント
コットン(綿)吸水性が良く丈夫ですが、折ジワがつきやすいのが特徴です。たたむ際は、手アイロンでしっかりシワを伸ばしてからたたむのがコツです。多少きっちりたたんでも大丈夫ですが、長時間圧迫すると折り目が残ります。
レーヨンとろみがあり美しいドレープが出ますが、水に弱くシワになりやすいデリケート素材です。摩擦が少なく滑り落ちやすいため、たたむ回数を減らしてふんわりと大きめにたたむか、間に薄紙を挟むと型崩れを防げます。
モダール・リヨセルシルクのような肌触りで非常に柔らかい素材です。自立しにくいので、小さくたたみすぎるとぐちゃぐちゃになりがちです。少し大きめにたたんで平置きするか、収納ケースの仕切りを活用するのがおすすめです。
ポリエステル混紡シワになりにくく、乾きやすい扱いやすい素材です。反発力があり、たたんでも元に戻ろうとすることがあります。きっちり折り目をつけるよりも、ふんわりと丸めるようなイメージでたたむと綺麗に収まります。

シワや型崩れを防ぐ5つのポイント

きれいにたたんだつもりでも、出すときにはシワシワ…ということを防ぐために、以下の5つのポイントを意識してみてください。

  1. たたむ前に形を整える
    これが一番重要です!洗濯して乾いた直後や、脱いだ直後のカットソーは形が歪んでいることが多いです。たたむ前に一度バサッと広げ、手で縫い目を揃えたり、軽く引っ張って歪みを直したりしてからたたみ始めましょう。このひと手間で仕上がりが全然違います。
  2. 強く押さえつけない
    「コンパクトにしたい!」と思うあまり、手のひらでギュッギュッと強く押して空気を抜いていませんか?これはNGです!強くプレスすると繊維が潰れてしまい、取れないシワの原因になります。優しく空気をふくませるようにたたむのが正解です。
  3. 折り目をきつくしすぎない
    折り目部分を爪でしごくように折るのは厳禁です。生地が傷むだけでなく、着用したときに折り目ラインがくっきり浮き出て恥ずかしい思いをすることも。折り目は「ふんわり」と曲げるくらいの感覚で十分です。
  4. 立てて収納する
    積み重ねて収納すると、下にある服に重みがかかり、プレスされた状態になってしまいます。基本は「立てて収納」です。服にかかる圧力が分散され、シワになりにくいうえに、取り出すときもスムーズです。
  5. 詰め込みすぎない
    収納スペースにぎゅうぎゅうに詰め込むと、互いに押し合ってシワになります。引き出しの中は「8割収納」を目指しましょう。手を入れたときにスッと動かせるくらいの余裕があると、服も呼吸ができて長持ちしますよ。

コンパクトに収納!ロール巻きの方法

旅行やスーツケースに最適

旅行のパッキングや、衣替えで衣装ケースにしまう時におすすめなのが「ロール巻き(ミリタリーロール)」と呼ばれる方法です。筒状に丸めることで、普通のたたみ方よりも圧倒的にコンパクトになり、隙間に詰め込めるようになります。また、折ジワがつきにくいというメリットもあります。

「丸めるとシワになるんじゃ?」と心配になるかもしれませんが、きつく巻きすぎなければ大丈夫。特にTシャツやカジュアルなカットソーには最適な方法です。

ロール巻きの手順

  1. 裾を折り返す
    背面を上にして広げ、裾(下部分)を5〜10cmほど外側(裏側)にくるっと折り返します。これが最後に全体をまとめるポケットになります。
  2. 縦長に折る
    通常のたたみ方と同様に、左右を中心に向かって折り、細長い長方形を作ります。袖もきれいに内側に収めてください。
  3. 襟から巻く
    襟元(上)から裾に向かって、くるくると巻いていきます。空気を抜きながら、きつすぎず緩すぎない絶妙な加減で巻くのがコツです。
  4. 裾で包む
    最後まで巻いたら、最初に折り返しておいた裾の部分をひっくり返し、巻いた本体にかぶせて固定します。これでバラバラにならず、コンパクトな筒状になります!

立てて収納する「こんまり式」のたたみ方

引き出しで一目でわかる収納

片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんが提唱する「こんまりメソッド」でも、衣類は「立てて収納」が基本とされています。引き出しを開けた瞬間、どこにどのカットソーがあるか一目でわかるので、服選びの時間が短縮されます。「あれ?あの服どこいった?」と引き出しをひっくり返すストレスから解放されますよ!

また、全ての色や柄が見える状態になるので、同じような服ばかり買ってしまうのを防ぐ効果もあります。自分の持っている服を把握しやすくなるのは大きなメリットですね。

自立させるたたみ方のコツ

こんまり式のポイントは、「たたんだ服が自立すること」です。テロテロした柔らかいカットソーでも、正しくたためば立ちます。

コツは、「最後に三つ折りにするときに高さを調整する」ことです。縦長の長方形を作ったあと、半分に折るのではなく、少し余裕を持たせて三つ折りにします。そして、コロンとした小さな長方形を作ります。手を離しても倒れなければ合格です!もし倒れてしまうようなら、たたむ回数を増やして厚みを出したり、幅を広めに調整したりしてみてください。

収納場所別のしまい方アドバイス

引き出し収納

引き出しの深さに合わせてたたむ高さを変えるのがポイントです。浅い引き出しなら平たく、深い引き出しなら少し高さを出してたたみます。色はグラデーションになるように(白→黒など)並べると、見た目が美しくなり、「ときめく」クローゼットになりますよ。手前によく着る服、奥にあまり着ない服を配置すると使い勝手が向上します。

クローゼット収納

クローゼットの棚板などに置く場合は、積み重ね収納になりがちですが、重ねすぎは禁物です。最大でも5〜6枚程度に留めましょう。間にブックエンドや仕切りスタンドを置いて、本のように立てて並べるのもおすすめです。滑りやすい素材のカットソーは、崩れてきやすいので、カゴやボックスに入れてから棚に置くのが正解です。

衣装ケース収納

衣替えなどで長期保管する場合は、防虫剤を一番上に置くことを忘れずに。プラスチックケースは湿気がこもりやすいので、除湿剤も一緒に入れましょう。ぎゅうぎゅうに詰め込むと、半年後に取り出したときに強烈なシワがついていることがあります。少しゆとりを持って、ふわっと収納することを心がけてください。

カットソーをたたむときのよくある失敗

失敗①:強く押さえてシワになる

「かさばるのが嫌だから」と、親の仇のように強くプレスして畳んでいませんか?これは繊維を傷め、頑固なシワを作る一番の原因です。特に折り目の部分はデリケートです。手のひらで優しく撫でて空気を抜く程度で十分コンパクトになります。ふんわり感を残す勇気を持ちましょう。

失敗②:袖の処理を忘れてごわつく

身頃を折るときに、袖を適当に内側に突っ込んでいませんか?袖がぐちゃぐちゃの状態でたたまれると、収納したときに厚みが不均一になり、収納スペースを無駄に取ってしまいます。また、着たときに袖だけシワシワ…なんてことも。袖は縫い目に沿ってきれいに折り返し、フラットな状態にしてから身頃を重ねるようにしましょう。

失敗③:重ねすぎて型崩れする

「まだ入る!」と無理やり引き出しに押し込んだり、タワーのように高く積み上げたりしていませんか?下になったカットソーは重みで悲鳴を上げています。特に柔らかい素材は、重みで横に広がって伸びてしまうことがあります。取り出しにくくもなるので、収納率8割を心がけ、入りきらない場合は断捨離のチャンスかもしれません。

カットソー収納に便利なアイテム

最後に、カットソー収納を劇的に使いやすくする便利グッズをご紹介します。

  • 収納ボックス(不織布・プラスチック)
    引き出しの中に入れて仕切ることで、柔らかいカットソーも自立しやすくなります。サイズが豊富な100円ショップのアイテムでも十分活用できます。
  • 仕切り板
    引き出しの中を自由に区切れるアイテムです。服の量に合わせて位置を変えられるので、倒れてくるのを防ぐのに最適です。ブックエンドでも代用可能です。
  • クリアケース(A4ファイルなど)
    たたむのが苦手な人におすすめ!A4のクリアファイルを芯にしてたたむと、お店のようにサイズが均一に揃います。そのまま収納すれば型崩れもしません。
  • ハンガー(ニット用・滑らないハンガー)
    「たたむのが面倒!」という場合は、ハンガー収納もありです。ただし、普通のハンガーだと肩に跡がついたり伸びたりするので、アーチ型の滑らないハンガー(MAWAハンガーなど)を使うのが鉄則です。

まとめ:カットソーは優しくたたんで長持ちさせよう!

いかがでしたか?カットソーはTシャツよりも少しデリケートですが、コツさえ掴めば誰でも美しくたたむことができます。

【今回のポイント】

  • カットソーは「優しくふんわり」が基本!強くプレスしない。
  • 基本は「四角く」たたんで、自立するように高さを調整する。
  • 素材(コットン、レーヨンなど)に合わせてたたみ方を変える。
  • 収納は「立てて」入れるとシワになりにくく選びやすい。
  • 旅行には「ロール巻き」でコンパクトに持ち運ぶ。

丁寧にたたんで収納されたカットソーは、次に着るときにアイロン要らずで、すぐに袖を通すことができます。忙しい朝、「あ、シワシワだ…着替えなきゃ」と焦ることもなくなりますよ。お気に入りの服を長く大切に着るために、ぜひ今日から「丁寧なたたみ方」を実践してみてくださいね!

まずは引き出しの中の1枚から、たたみ直してみませんか?その小さなスッキリが、毎日の気分を上げてくれるはずです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次