「お気に入りのチュニック、丈が長くてどうたためばいいかわからない…」
「引き出しに入れるとシワだらけになって、着る前にアイロンが必要になるのが面倒…」
そんなお悩み、ありませんか?
チュニックはトップスより長く、ワンピースより短い絶妙な丈感が魅力ですが、その長さゆえに収納時に困ってしまうことも多いですよね。でも、実はちょっとしたコツさえ掴めば、誰でも簡単・きれいにたたむことができるんです!
この記事では、衣類のスペシャリストとして、チュニックの素材やデザインに合わせた最適な「たたみ方」と「収納術」を徹底解説します。今日からできるプロの技で、クローゼットをスッキリ整理しましょう!
1. チュニックをたたむ基本は「丈の長さを活かす」こと
チュニックの特徴と収納の難しさ
チュニックとは、一般的にヒップから太ももあたりまでの丈があるトップスのことを指します。Tシャツやブラウスよりも丈が長いため、通常のトップスのたたみ方だと裾が余ってしまったり、変な位置に折り目がついてしまったりすることがありますよね。
特に収納ケースの中で中途半端に折れ曲がってしまうと、いざ着ようと思った時に目立つ場所にシワができていてガッカリ…なんてことも。チュニックの美しさを保つためには、この「丈の長さ」を計算に入れたたたみ方をマスターすることが第一歩です!
たたみ方の基本方針
チュニックをきれいにたたむための基本方針は、「四角く、平らに仕上げる」ことです。最終的な形が収納スペース(引き出しやボックス)の高さや奥行きにフィットする長方形になるように目指します。
丈が長い分、通常のトップスよりも「折る回数」を増やすか、「折り幅」を調整する必要があります。無理に小さくしようとせず、生地に負担をかけない自然な折り位置を見つけることが大切です。基本を押さえれば、どんなデザインのチュニックでも応用が効くようになりますよ!
2. 誰でもできる!基本のチュニックたたみ方
まずは、最も標準的で失敗の少ないチュニックのたたみ方をご紹介します。綿やポリエステルなど、一般的な素材のチュニックならこの方法で間違いありません。慣れれば1着あたり10秒ほどで完了しますので、ぜひマスターしてくださいね!
- チュニックの背中側を上にして、平らな場所に広げます。 シワを手で優しく撫でて伸ばしておきましょう。このひと手間が仕上がりを左右します!
- 襟ぐりの端を目安に、左右の身頃(みごろ)を内側に折りたたみます。 長袖の場合は袖も一緒に折り込み、全体の幅が長方形になるように整えます。
- 裾(すそ)の部分を少しだけ(約5〜10cm)折り返します。 ここがポイント!丈の長さを調整し、最後の仕上がりを美しくするための微調整です。
- 裾側から襟側に向かって、半分に折りたたみます。 丈が特に長い場合は、三つ折りにしてもOKです。収納場所の深さに合わせて調整しましょう。
- 表に返して形を整えれば完成です! 崩れないように、輪になっている方を手前にして収納すると取り出しやすくなります。
💡 キレイに仕上げるポイント
折りたたむ際は、手アイロン(手で優しくプレスすること)を忘れずに。「パンパン」と叩くのではなく、生地の目に沿って撫でるように空気を抜くと、余計なシワがつかず、コンパクトに仕上がりますよ!
3. デザイン性の高いチュニックの正しいたたみ方
刺繍やレース付きチュニックの扱い
胸元や裾に繊細な刺繍やレースがあしらわれたチュニックは、とっても素敵ですが収納には気を使いますよね。こうした装飾がある場合は、「装飾部分を内側に守る」か「一番外側に出して圧迫しない」かの二択になります。
基本的には、摩擦を防ぐために**「裏返し」てからたたむのがおすすめ**です!裏返すことで、他の衣類との引っかかりを防ぎ、刺繍のほつれやレースの破れを回避できます。また、たたんだ後は重ねすぎず、余裕を持って収納するのが鉄則です。
ビーズやスパンコール付きの注意点
ビーズやスパンコールなどの硬い装飾がついている場合はさらに注意が必要です。これらは折りたたんだ時に生地を傷つけたり、強い圧力がかかると装飾自体が割れてしまったりする恐れがあります。
この場合も裏返しにするのは基本ですが、さらに**「装飾部分に薄いタオルや不織布を挟む」**というひと工夫を加えましょう!クッション材を挟むことで、装飾と生地が直接擦れ合うのを防げます。少し手間ですが、お気に入りの一着を長く着るためには欠かせない工程ですよ。
プリント柄が目立つチュニックの工夫
大きなプリント柄が入ったチュニックの場合、プリント部分で折り曲げてしまうと、インクの割れや剥がれの原因になることがあります。特にゴム系のプリントは経年劣化でくっついてしまうことも…。
対策としては、**「プリント部分を避けて折る」**のがベストです。もしどうしても折り目が重なってしまう場合は、プリント面同士が直接触れないように間に紙(和紙やコピー用紙でも可)を挟むと安心です。次のシーズンに出した時、プリントがベリッと剥がれる悲劇を防げますよ!
4. シワになりにくいたたみ方の3つのコツ
チュニック収納で最大の敵といえば「シワ」ですよね。着る前にアイロンがけが必要になると、忙しい朝には本当にストレスです。ここでは、たたんだ状態で保管してもシワになりにくい、プロ直伝の3つのコツを詳しく解説します。
コツ1:たたむ時の「折り目」を最小限にする
シワの原因は、生地が強く折れ曲がった状態で圧力がかかることです。つまり、**「折る回数を減らす」ことが最も効果的なシワ対策**になります!
例えば、小さくコンパクトにしようとして何度も細かく折りたたんでいませんか?収納スペースが許す限り、折り畳む回数は少なくしましょう。4つ折りよりも2つ折り、3つ折りを目指してください。折り目が少なければ少ないほど、着用時のシワは目立たなくなります。
コツ2:縫い目や切り替え線を利用して折る
やみくもに折るのではなく、服の構造を活かして折るのも賢いテクニックです。脇の縫い目、肩のライン、ウエストの切り替え部分など、**もともとある縫製ラインに合わせてたたむ**と、新たなシワができにくくなります。
特にチュニックは胸下やウエストで切り替えがあるデザインも多いですよね。そのラインに沿って折れば、たたんだ跡がついたとしてもデザインの一部のように見え、違和感がありません。服の構造をよく見て、逆らわずにたたんであげましょう。
コツ3:収納時は「詰め込みすぎ」厳禁!
どんなにきれいにたたんでも、ギューギューに詰まった引き出しに押し込んでしまっては努力が水の泡です!衣類同士の圧力で、頑固なプレスジワができてしまいます。
収納量の目安は**「引き出しの8割程度」**です。指一本がスッと入るくらいの隙間をキープしましょう。ふんわりと空気を含ませるように収納することで、繊維が潰れず、出した時のふっくら感が違います。余裕のある収納こそが、シワなし美衣類への近道ですよ!
5. 素材別のたたみ方のポイント
チュニックと一口に言っても、使われている素材は様々です。素材によってシワのなりやすさや適切な扱いはガラリと変わります。ここでは主要な素材ごとの注意点を表にまとめました。お手持ちのチュニックのタグを確認して、最適な方法を選んでくださいね。
| 素材 | シワ耐性 | たたみ方と収納のポイント |
|---|---|---|
| 綿(コットン) | シワになりやすい | 吸湿性が高いですがシワになりやすい素材。たたむ時はしっかり手アイロンをかけ、折り目を少なくしましょう。重い服の下にならないよう、引き出しの上段に収納するのがおすすめです。 |
| リネン(麻) | 非常にシワになりやすい | 最もシワができやすい素材です。可能であれば「ハンガー収納」がベストですが、たたむ場合はふんわりと畳み、間に薄紙を挟むと防げます。着用前の霧吹き&吊るし干しも効果的です。 |
| レーヨン | シワになりやすい | テロンとした落ち感が魅力ですが、水に弱くシワも定着しやすいです。たたむ時は引っ張らず、優しく扱いましょう。滑りやすいので、崩れないように収納ボックスで仕切るのがコツです。 |
| ポリエステル | シワになりにくい | 型崩れしにくく、扱いが楽な優秀素材!小さくたたんでも復元力が高いので、コンパクト収納や旅行用に最適です。ロール状に巻いてもシワになりにくいですよ。 |
| シルク・絹 | シワになりやすい | 非常にデリケートです。摩擦に弱いので、必ず不織布などで包んでからたたみましょう。防虫剤の使用も必須!他の衣類圧迫されないよう、一番上にふんわり置いてください。 |
6. ロングチュニックとショート丈の違い
ロング丈(膝上〜膝丈)の場合
ワンピースに近いロング丈のチュニックは、丈が長い分、裾の処理が重要です。基本のたたみ方だと縦に長くなりすぎてしまう場合は、**「最初に裾を大きく折り返す」**工程を追加しましょう。
具体的には、まず裾を20〜30cmほどガバッと折り上げてから、左右を畳んでいく方法です。こうすることで、メインの身頃部分の厚みが均一になり、収納した時に崩れにくくなります。ハンガーにかけると重みで伸びてしまうニット素材などは、この方法で平置き収納するのが安心ですよ。
ショート丈(ヒップ丈)の場合
比較的丈の短いチュニックは、Tシャツと同じ感覚でたためますが、裾がフレア(広がっている)になっているデザインが多いのが特徴です。フレア部分はそのまま畳むとかさばるので、**「三角に折り込む」**のがコツです。
左右を中心に向かって畳む際、広がっている裾の角を内側に入れ込むようにして、全体のシルエットを長方形に整えます。こうすれば、引き出しの中でも広がらず、隣の服と干渉せずにスッキリ収まります。
7. コンパクトに収納できる「ロール巻き」テクニック
旅行のパッキングや、衣替えで衣装ケースにしまう時におすすめなのが「ロール巻き」です。驚くほどコンパクトになり、ポリエステル素材などならシワも気になりません!
- チュニックを裏返し、平らな場所に広げます。 シワをしっかり伸ばしておきましょう。
- 左右の袖と身頃を内側にたたみ、細長い長方形を作ります。 全体の幅を15〜20cmくらいにすると巻きやすいです。
- 襟元(首側)から裾に向かって、くるくると巻いていきます。 キツく巻きすぎず、海苔巻きを作るような力加減で!
- 巻き終わり(裾)を整えて完成です。 並べて収納すれば、上から見て柄が一目瞭然なので選びやすいですよ。
💡 旅行での活用術
ロール巻きにしたチュニックは、スーツケースの隙間埋めに最適です!また、ヘアゴムやリボンで軽く留めておくとバラけません。シワが心配な場合は、到着後すぐにハンガーにかけてお風呂場(湿気のある場所)に吊るしておくと、自然にシワが伸びますよ。
8. 立てて収納する「こんまり式」の方法
自立させるたたみ方の手順
片づけコンサルタントのこんまり(近藤麻理恵)さんが提唱する「立てる収納」は、チュニックにも応用可能です!ポイントは**「小さな長方形」を作り、自立するかチェックする**ことです。
基本のたたみ方の工程で、最後に半分に折るのではなく、**「3つ折り」または「4つ折り」**にします。小さく折りたたんだ状態で、手を離しても倒れずにコロンと立てば合格!もし倒れてしまうようなら、折りたたみ回数を調整して、高さと底面積のバランスを変えてみましょう。
引き出し収納に最適な理由
この「立てる収納」の最大のメリットは、**「持っている服がすべて見える」**ことです。上から重ねてしまうと下の服が見えず、いつも同じ服ばかり着てしまう…なんてことになりがちですが、立ててあれば一目瞭然!
チュニックは色柄が豊富なアイテムなので、グラデーション順に並べたり、柄物と無地で分けたりすると、開けた瞬間にときめくクローゼットになりますよ。毎朝の服選びが劇的に楽しくなること間違いなしです!
9. チュニックのたたみ方でよくある失敗と対策
❌ 失敗1:丈が長くて収納ケースに入りきらない!
【対策】収納ケースの「深さ」に合わせてたたむ
たたむサイズを決めるのは、服の大きさではなく「収納場所のサイズ」です。まずは引き出しの深さを測りましょう。その高さに合わせて、最終的に2つ折りにするか3つ折りにするかを決めると、ピタッと収まりますよ。
❌ 失敗2:たたんでいる最中にツルツル滑って崩れる!
【対策】タオルや紙を芯にする
サテンやシフォン素材のチュニックによくある悩みですね。そんな時は、薄手のフェイスタオルやコピー用紙を芯にして一緒にたたみましょう。摩擦が生まれて滑りにくくなり、形をキープできます。湿気対策にもなって一石二鳥です!
❌ 失敗3:久しぶりに出したら変な折りグセがついている!
【対策】たたみ方を変えてローテーションする
ずっと同じ位置で折り続けていると、どうしても折りグセがつきます。衣替えのタイミングで、2つ折りだったものを3つ折りに変えるなど、折り位置をずらしてあげましょう。時々空気に触れさせることも大切です。
❌ 失敗4:Aラインの形が崩れてぐちゃぐちゃに…
【対策】脇のラインではなく「中心」を基準にする
裾が広がったAラインチュニックは、脇線で折ると形がいびつになります。背骨にあたる中心線を意識し、そこから左右対称になるように内側に折り込むと、きれいな長方形が作りやすいですよ。
10. チュニック収納に便利なアイテム
最後に、チュニックを美しく保つために役立つ100均やインテリアショップで買える便利アイテムを5つご紹介します。
- 不織布の仕切りケース
引き出しの中を区切ることで、柔らかい素材のチュニックも倒れずに自立します。サイズ調整できるタイプがおすすめ! - ブックエンド
「立てる収納」の強い味方。服の量に合わせて位置をずらせるので、引き出しの中で服が雪崩を起こすのを防げます。 - A4クリアファイル
これを型紙として使ってたためば、誰でもお店のように均一なサイズにたためます。薄手のチュニックならそのまま挟んで収納も可能。 - 防虫カバー(不織布)
ハンガーにかける場合や、大切な刺繍入りチュニックをたたんでしまう際に。通気性が良くホコリをガードします。 - 除湿シート
引き出しの底に敷いておきましょう。湿気は下の方に溜まるため、チュニックのカビや黄ばみ予防に必須です。
11. まとめ:チュニックは丁寧にたたんで美しく保管しよう
ここまで、チュニックのたたみ方と収納のコツについて詳しく解説してきました。丈が長くデザインも豊富なチュニックですが、ポイントさえ押さえれば収納は難しくありません。
おさらいポイント
- 基本は「四角い長方形」を目指してたたむ!
- デザインや素材に合わせて「裏返し」や「挟み込み」を活用する!
- シワ防止には「折り数を減らす」&「詰め込みすぎない」!
- 収納場所の深さに合わせて、折りたたみ回数を調整する!
お気に入りのチュニックがクローゼットにきれいに並んでいると、それだけで気分が上がりますよね。「今日はどれを着ようかな?」と選ぶ時間が、もっと楽しくなるはずです。
最初は手間に感じるかもしれませんが、慣れれば無意識にできるようになります。ぜひ今日から、あなたの大切なチュニックたちを丁寧にたたんであげてくださいね。美しい収納で、おしゃれをもっと楽しみましょう!
